SUV売上ナンバーワンのC-HR。
CMもかっこよくて、どんな車なのか気になっている人の役に立つためにハイブリッドモデル試乗したときの印象をお伝えします。
車に詳しくない普通の人の視線として参考になれば幸いです。
C-HR試乗レポート
最初に見た様子は意外にコンパクトということ。
ボンネットの広さからくる迫力でサイズが大きく見えますが、形状的に前が大きいだけでした。
運転席に乗ると、後部座席よりも広さと快適さを重視しており、運転する楽しさに重点をおいたモデルだと理解できます。
ドライビングポジションはプリウスと比較すると高め。
シートはまるで高級なワークチェアのようなホールド感があり、好印象でした。
後部座席はガッシリと乗員を守ることを重視しています。
C-HRの分厚い外装が安心感を与えており、フロントに力を入れたデザインと設計から見出した後部座席への配慮でしょう。
走り出しは、車重があるためになめらかで力強い。
1800ccのエンジンを搭載しているので、パワーがあります。
ブレーキはバネが強めに設定されていますが、軽く踏み込んでも反応がいいため脚力が無くても大丈夫。
このブレーキフィールは、個体差以外にもトヨタセーフティセンスの緊急ブレーキの判断をより正確にする構造と推理します。
運転中に感じたのは重心を低く設定することで安定感を出している点。
やはり3ナンバークラスの魅力は安定性にあるのでそこは意識されていますね。
試乗した評価
とてもいい車です。
かっこいいデザインは乗っていてワクワクします。
フロントはゆったりしていて、落ち着いてゆっくり運転するのに向いています。
ミラーを信頼すれば、後方視界の確保は非常に楽です。
オススメは前のめりに座らず、背中をシートに預けるスタイル。
オリジナリティあふれるスタイルなので、車体の感覚を掴むのに時間がかかりますが、その点をクリアすればだれでもクールに乗りこなせるはず。
走行中はとても静かで揺れも少ない。
大きい段差を乗り越えたときは、車体が跳ねることなく、ズシッと衝撃を吸収している体感があります。
速度を出して走るのではなく、エンジンブレーキを活用して、エネルギーをいかに回収しつつ走るかを考えると〇。
試乗時間は30分、燃費計は26.4km/Lを示していました。
エアコンの使用で落ちてきますが、非常に低燃費コストパフォーマンスも良好です。
試乗する場合のポイント
実際に試乗すると想像と違う点が多く見つかります。
車体が大きい点、視界などは慣れることによって問題にはなりません。
試乗で確認すべきはずっと変わらない部分です。
室内の材質や広さ、アクセル、ブレーキの重さ、車高。
ライフスタイルによっては乗員数も考慮します。
C-HRは定員5名ですが、4名が快適な人数となるでしょう。
近所のトヨタのお店に行く前に試乗車があるかの確認も欠かせません。
C-HRはネッツ、カローラ、ペットいずれのお店でも取り扱いがあるので各店に電話してみるといいでしょう。