いまや無くてはならない存在となったカーナビ。
基本的には新車購入時に取り付けてもらうことになります。
もちろん、後から取り付けることも十分可能ですが、工賃が新車購入時より高くなる場合がほとんどです。
しかし新車購入時の取り付けがお得とは言っても純正ナビは10万円を超える高額オプション。
ここでは私自身が初代nboxカスタムに乗っていて思った純正ナビの使い勝手や、特徴をご紹介します。
新型nbox純正ナビは使いやすい
nboxシリーズのカーナビは初代からGathersというシリーズを採用しています。
このGathersナビは本当に使いやすいカーナビです。
慣れてくれば、直感的なタッチで操作できます。
私が使っていたのはもちろん古い型なのですが、いろいろな画像を見る限り、メニューの配置けっこう変わっているようです。
引用元:https://www.honda.co.jp
このメニュー配置、他のナビと比べてみるとわかるのですが、非常に使いやすいですね。
新型はメニューボタンを押すとすぐにこの画面になり、あらゆる方法で目的地を指定できます。
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旧型はメニュー画面を押して、さらに目的地画面に移動しないといけませんでした。
しかし目的地メニューは旧型の方が充実していました。
が、マップコードとか全く使いませんでしたね。
不要と思われる項目は淘汰されたのでしょう。
こちらはトヨタのCH-Rのナビです。
メニューボタンを押して開くのはこの画面です。
目的地を設定するにはもうワンプッシュ必要なのです。
このもうワンプッシュがけっこう煩わしいのです。
そもそも目的地を設定する意外にナビのメニューってほとんど開かないと思うんですよね。
新しいGathersナビはそのあたりがわかっていると感じました。
目的地の設定方法はGathersの操作方法が一般的なのかCH-Rもほとんど変わりませんでした。
あと結構あるのが、目的地案内を中止したい、という場合。
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昔のGathersはメニューボタンをプッシュすればすぐ下に案内中止ボタンがあるんですよ。
でも新型のGathersナビの案内中止はひと手間かかかるようになっていました。
まず、メニューを開きます。
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次にルート画面を開くと案内中止があります。
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ここは旧型同様、最初の目的地画面で案内を中止できても良かった気がしますね。
CH-Rのナビも設定を推して、さらに別の画面に移動しないと案内中止できません。
この点は昔(2012年のナビ)の方が便利だったかな。
あとは地点登録ですね。
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今いる場所を登録するボタンですが、こちらも旧型の方がわかりやすかった。
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直接現在地をパネルでタップしても登録できるから、そこまで気にしなくていいのかな?
とはいえ、目的地はタブレット端末のようにタップやフリックで立体的な地図を動かして設定できるので昔のナビよりずっと進化していますね。
パネルの感度も毎年良くなっていて新型はよりパネル操作が楽になりました。
昔はタッチしてもスムーズにうごかないこともあったのですが、2016年のモデルよりずっと操作しやすいようです。
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見た目の色合いですが、Gathersは全体的に淡い色合いで地図が塗り分けられています。
これは目にやさしいと思いますね。
塗分けも色差が小さいので。
くっきりと塗分けるのもそれはそれでいいんですけど。
ここは好みで選ぶところかな。
時代の最先端!インターナビシステム
引用元:https://www.honda.co.jp
実は割と昔から存在しているインターナビ。
私の使ってた次の世代(2013年ナビ)から実装されているようです。
ホンダでの会員登録が必要ですが、このシステムはカーナビに運転情報を蓄積し、渋滞の回避や、燃費がよくなるルートの提案に役立てられるようです。
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スマホ向けアプリもあって、車に乗っていなくても、燃料の残量や、消耗品の交換時期を確認できます。
ほんと進化しましたね…。
特にルートの情報は会員同士で共有されるみたいなので、普段行かないところに行く場合も最適なルートを提案してくれる模様。
ただ、そのルートを常に利用している人が会員にいないと一般的なルートのナビゲーションになりそうですが…。
インターナビ会員が増えるほどパワーアップするシステムですね。
通常のナビは一般的なルートのみが機械的に示されますが、会員だけは蓄積された交通情報から最適なルートの提示をもらえるようですね。
このシステムには知らず知らずのうちに助けられると思うんですよ。
旧型によくあるナビの狂い。
高架橋の下を走っていると、高架橋の上を走っていると誤認。
車が走れないような細い道を案内したり…。
フェンス1つで全く別の道路が仕切られているせいか、おなじところをぐるぐる案内しはじめたり…。
そういった案内トラブルを回避してくれそうです。
意外に便利な駐車場セレクト
引用元:https://www.honda.co.jp
交通情報や災害・事故情報を提供してくれるVICS。
駐車場情報も提供してくれるのはありがたいですね。
場合によっては駐車場の空き情報が提供されます。
でも実際には「不明」の場合も多いとか。
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今後のお天気を表示する機能も昔はありませんでした。
このインターナビウェザーは、山向こうの天気を取得してしまったりとまだまだ改善点があるようですね。
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好みの駐車場の設定も保存できます。
駐車場を検索するとたくさん出てきますよね。
自分が使いやすい駐車場を選ぶのも一苦労です。
そこで好みの駐車場条件を設定しておくと、設定した条件に近い順にリストを表示してくれるようです。
新型nboxのGathersナビ、どれを選ぶ?
新型nboxに選択できるGathersインターナビも複数種類があって、ランク付けがされています。
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最上位の8インチプレミアムインターナビはnbox専用ナビの全ての機能に加えて画面が大きいという特典付きです。
価格は199,800円。
かなり高価ですね。
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機能を満足させていなら、スタンダードインターナビがオススメです。
7インチですので、価格は165,240円と下がります。
これよりランクが下のナビは機能に制限がありますね。
しかし私がオススメするのはランクが下の方のナビです。
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ベーシックインターナビは無償地図更新、CD録音、音響チューニングこそありませんが、必要十分な機能がそろっています。
価格は127,440円。
地図更新ってそんなに必要ないとおもうんですよね。
私は5年間地図更新していませんでしたが、地形が変わってたという体験はありませんでした。
でも目的地にあるはずの施設がもう無かった、ということはあるかもしれませんね。
同乗者を頻繁に乗せる場合はDVD再生機能はあった方がいいかもしれません。
私は結局DVDは再生しませんでしたね。
ワンセグで十分でした。
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しかしワンセグもなくていいなら、エントリーナビが一番コスパいいですね。
価格は105,840円。
ナビゲーションの性能は変わらないんですから。
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お子さんや同乗者を退屈させないためのリア席モニターもいいですね。
ただ、このリア席モニターをフル活用するなら、ワンセグではなく、フルセグ仕様のナビも取り揃えてほしかった気もします。
今後の新機種では追加されるのでしょうか。
引用元:https://www.amazon.co.jp
案内さえしてくれたらいい、というなら選択肢の一つとして、格安の外付けナビもオススメです。
インターナビではないので、ルートに不満がある場合も多いのですが、高くても5万くらいですし、自分でもカンタンに外付けできます。
ヴィヴィオに乗ってたころはゴリラのナビでした。
これはこれでほとんど不自由はありませんでしたね。
オーディオ機能はないのですが、ワンセグは見れます。
オーディオやテレビ機能もいいですが、あくまでメインは道案内ですからね。
ナビを工夫すれば、コストを抑えることができます。
しかし、純正ナビの搭載が値引きの条件になることもあるので難しいところですね。