ホンダフィットが安い理由!中古車の注意点とおすすめ物件!

フィット2代目 フィット

フィットの中古車は初代と2代目が異常に安いです。

これは現行型ではないというのも理由なのですが、他にも大きな意味があります。

中古のフィットは学生や運転の練習用に向いているように見えますが、初代フィットの中古車だけは注意しなければなりません。

別に買ってもいいのですが、いずれジャダー現象の修理が必要になることを覚悟してください。

それさえ苦にならないなら初代フィットは非常にコスパがいいです。

どんな中古車だって、古いものは故障のリスクがあるのですから。

ただ、初代フィットにまだ乗ってる人は相当な強者だと言えるでしょう…。

走行距離的に…。

初代フィットはホンダCVT特有のジャダー現象に注意

初代中古フィット

引用元:https://www.carsensor.net

初代フィット(2001年~2007年)は激安ですが、このジャダー現象がすでに表れ始めている場合があります。

これは運転したときにハンドルが震えたり異音がする現象。

最初は時々起こるだけの場合でも、時がたつと日常的な現象となってきます。

このジャダー現象は、車検やメンテナンスでも避けられないホンダ車の黒歴史と言えます。

メンテナンスをしっかりしていれば起きにくくなりますが、いずれ必ず出るくらい厄介な現象です。

この避けられないジャダー現象を抱えているから、初代フィットは異様に安いと言えます。

ジャダー現象は放置すると、車が全く動かなくなるので、修理は必須です。

初代フィットの後期型は改善されて、ジャダーが起きにくくなったと言いますが、普通に出ます。

2代目フィット以降ははトルコン(トルクコンバータ)がついているのでジャダーは発生しません

ですから、初代の激安フィットは買うのを避けて、2代目以降を買った方がいいです。

できる店員なら、ジャダーがあるから安いということを教えてくれるはずですが、知らなかったり、教えてくれない店員もいるので、もし初代フィットを激安で買いたいなら、こちらからすでにジャダーが出ていないか聞きましょう。

ジャダーは前の所有者が黙って売ったとしても業界では有名な現象なので、必ずバレます。

中古車販売店がジャダーを認識せずに買い取っていることはないはずです。

ジャダー現象を直す方法

ジャダー現象はCVTオイル交換で抑えることができます。

初代フィットはとっくに保証が切れているので、15,000円くらいかかります。

そこまで高い費用ではありません。

ですが、一度ジャダーを起こした場合、ほぼ確実に1,2年以内くらいで再びジャダーを再発します

そのうちCVTの部品を交換しないと治らなくなります。

ここまでくると7万円以上、ひどいときは他の部品交換も必要になります。

そうなったらもう乗り換えどきですね。

中古車は試乗ができないので、ジャダーを確認することができません。

ですから、事前に確認することが最重要です。

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中古で買うべきフィットが2代目の理由

中古フィット2代目

引用元:https://www.carsensor.net

初代フィットもジャダー現象とお付き合いし、ころあいを見て手放すなら安くておすすめできると言えます。

しかし、より安心して安いフィットを求めるなら2代目(2007年~2012年)がいいでしょう。

3代目は現行型ということもあって、中古価格が高めです。

5万キロ走っているのに100万以上の物件もあって、なら新車で買った方がいい…というのもあります。

新型が出ると、旧型の価格はグッと落ちていきます。

2代目なら3万キロ程度の走行距離で50万円しないフィットもあります。

もちろん車検が近いという場合も多いですが、総額で100万以内で済む場合が多いので、中古で買うべきフィットはやはり2代目だと言えますね。

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中古車フィット2代目でおすすめの物件

2代目フィット10万キロ

引用元:https://www.carsensor.net

2代目フィットも登場から10年経つため、年季が入った中古車が多いですが、まだまだいい物件が残っています。

ですが、普通は買うのを躊躇うようなフィットでも実はねらい目があるんです。

走行距離10万は「現役」だから買っていい

世の中ではフィットで50万キロ走行を目指す猛者もいるので、10万キロ超えてもまだまだ走れます。

少なくともフィットは15万キロくらいまでは平然と走るので、1年に1万キロ走るとすれば5年は行けます。

もちろん途中で修理が必要になる可能性はあります。

もっと高くて走行距離が短い中古フィットよりも、たまに修理しつつ乗る10万キロ超えフィットの方が安く済むことも多々あります。

中古なので、車検代は割高ですが、そもそも中古を選んでお金を浮かせているので気にしない方がいいです。

少なくとも1回は車検をパスして購入4年経つあたりに手放すようにしましょう。

個体差はありますが、10万キロ超えフィットの車検代は12万くらいは覚悟しましょう。

新車3年目車検でも7万8万はかかるので、全然「中古」ということで損する額ではないです。

ただ、手放すときは中古で買ったものを中古で売るのですし、ほとんどお金として戻ってはこないと思ってください。

事故車は場合によっては買っていい

修復歴フィット

引用元:https://www.carsensor.net

修復歴があるというだけで、人は買わなくなってしまいます。

当然、中古車ディーラーは売りたいので、価格を下げてくるわけですね。

でも修復歴がある事故車にもいろいろあって、へこんだ程度で走るのには支障がない事故歴だったり、そのままでは走れないくらいボンネットがつぶれた事故車だったりいろいろです。

だからまず、どんな修復があったのか聞いてみるといいです。

店側でどの程度の事故だったのか分からない場合は買わない方がいいですが、自信をもって軽いへこみ程度だと言い切っているなら買ってもいいでしょう。

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フィット3の中古車は4が出るまで待て

3代目中古フィット

引用元:https://www.carsensor.net

フルモデルチェンジ後は先代が値下がりするのでねらい目です。

フィット3は見た目も性能もいいですが、まだほとんどが100万円近く、中古相場が高め。

すぐに手頃な車が必要な場合は待てないですが、フィットは2019年下旬にフルモデルチェンジを控えているので今買うのはもったいないです。

やはり今買うなら2代目フィットとなってきます。