フィットのロードノイズを抑えたいですよね。
コンパクトカーはコストを抑えて作られているため、防音材を減らしています。
フィットはロードノイズが大きく、結構うるさいモデルとなっています。
「ゴー…」という音は運転に不安を感じてしまうことも多々あるのです。
タイヤ交換する前に考えてみること
コンパクトカーはコストを抑えてるので、静音に関しては限界があります。
つまりタイヤだけ変更しても、ロードノイズを抑えるには限界があるということ。
高級車には静粛性では及ばないことを先に理解しないといけません。
それでも少しでもノイズを抑えたい!というなら、静音タイヤを探すといいでしょう。
防音材を使ってみる
まだ溝が残っていて、タイヤも3年使っていない、というなら新しくタイヤを交換する前に防音材などをためしてみるといいかもしれません。
専門店に頼めばタイヤハウスや本体に施すことができます。
ただし工賃はタイヤ4本よりも高くなってしまうかも。
最終的にはタイヤ交換しかないが…
空気圧を上げると静音性が高まるなんて話もありますが、最終的には材質と溝の構造の問題なのであまり意味はないです。
タイヤが摩耗して音が変わることはありますが…。
タイヤはモノによって溝のパターンや静音対策が違います。
車体の静音性を高めるのもいいのですが、本質的にはタイヤ交換が効果的。
というのも、車のうるささというのは走行音のうるささだからです。
タイヤは5年以内に交換すべし
タイヤの寿命は長くて5年です。
コンパクトカーや軽自動車なら3年目くらいから摩耗が目立ってくるようになります。
放っておくとバーストなどの事故につながるので、どんなにケチっても5年目には交換したほうがいいです。
ただ、フィットをどのくらいの期間乗り回すのかによっても変わってきます。
5年目に売却する予定なら、3年目くらいに交換したほうが安全ですし、買取査定額もあまり落ちずにすむでしょう。
タイヤを探す前に意識するべきこと
フィットのホイールサイズ
BASIC/HOME | 15インチ6J |
NESS/CROSSTER/LUXE | 16インチ6J |
初期装備タイヤサイズ
BASIC | 185/60R15 84H |
HOME | 185/60R15 84H |
NESS | 185/55R16 83V |
CROSSTER | 185/60R16 86H |
LUXE | 185/55R16 83V |
タイヤサイズの見方
※サイズ、幅がぴったりのタイヤが必ずあるので、間違いないようにします。
タイヤのサイズを変更する場合はホイールサイズを変更しないといけません。
ホイールサイズより小さいタイヤなどを使うと、いわゆる引っ張りタイヤということになり見た目は尖って見えますが、タイヤ本来の性能を十分に発揮できず、寿命も縮めます。
騒音も大きくなります。
コストを抑え静音性を高めるならタイヤサイズはホイールサイズに適合するものを選んでください。
静かなタイヤの条件
タイヤの静音性に関しては、工夫を凝らしているモデルとそうでないものがあります。
静音効果があるタイヤは明確に記述があるので、忘れずにチェックしてみてください。
ちなみに柔らかいタイヤは転がり抵抗が減るので、静かです。
が、寿命が短いという運命にあります。
タイヤの静かさと寿命を両立させるのがいわゆる高級タイヤというもの。
理由はシリカが贅沢に配合されているからなんですね。
ですがシリカは配合すればするほど当然ですが価格が高くなります。
つまり静かなだけでなく寿命を求めるとなると、価格は高くなるということ。
「いいものは高い」
つまりそういうことですが、高級タイヤは静音性だけでなく、安定性や低燃費などおいしい効果もたくさんついてきます。
予算次第ですが、ケチらず、できるだけいいタイヤを買うといいでしょう。
かならず対応車種を守る
タイヤには軽用、セダン用、コンパクトカー用というように、対応している車種が違います。
車の形状や重量によって、空気の抵抗やタイヤへの力の加わり方が変わるため、タイヤの構造も変わってくるのです。
タイヤの性能をしっかり発揮したいなら、この点は守るようにしましょう。
静音性とともにチェックしたいタイヤ性能
タイヤの静かさを追求したいところですが、市販のタイヤにはいろんなおまけ効果がついています。
ついでに長持ちさせるための性能も吟味したいですね。
耐摩耗
フィットはコンパクトカーなので、タイヤも小さめ。
つまり同じ距離を走っても、大きい車と比べてタイヤの回転数が多くなります。
これはタイヤが摩耗してすり減りやすいということ。
そこで耐摩耗性が高いタイヤを選ぶことで、寿命を延ばすことができるのです。
耐偏摩耗
市街地では、細かいハンドルの切り回しや、方向転換がおこりやすい。
それにより、タイヤの片側だけに負担がかかり、すり減りが不均等になりやすい。
これが偏摩耗です。
通勤で、右折や左折が多いなど、心当たりがある人は耐偏摩耗性が高いタイヤを選べば、タイヤの消耗を抑えることができます。
低燃費性能
フィットはかなり燃費がいいモデルなので、ここを最優先にすることはあまりないとは思います。
しかし燃費はいいことに越したことはないですよね。
タイヤによっては低燃費性能の記述があるものがあります。
- AAA
- AA
- A
- B
- C
の5段階評価となっています。
燃費がいいタイヤはグリップ力が弱い場合もあるので心配な方はウェットグリップ力も確認するようにしましょう。
燃費を追求するなら「YOKOHAMA BluEarth AE-01F」が低燃費性能AAAでバランスがよくおすすめです。
タイヤ選びは以上に対応しているものを選ぶことが重要です。
おすすめ静音タイヤはこの2つ
いろんなタイヤがありますが、サイト管理人は以下の二つを推すことにしました。
燃費やグリップ性能を重視したらまた結果は変わってきますが、それを含めても高性能だと思います。
REGNO GR-XⅡ
- 転がり抵抗係数:AA
- ウェットグリップ性能:b
- 低燃費タイヤ
コンパクトカー用に調整されたレグノです。
いわゆる高級タイヤですが、15インチ、16インチサイズなら価格はそこまで吊り上がりません。
走行を重ねて摩耗しても静粛性を高く維持します。
溝パターンが静粛性に特化しており、こだわりぬいています。
摩耗・偏摩耗対策も施してあり、すべてにおいて標準以上の耐久力を持っています。
他にもさまざまな効果が盛られているのでぜひ公式サイトをチェックすることをおすすめします。
DUNLOP LE MANS 5
価格、性能のバランスがよく、静音性を重視したタイヤです。
いろんな口コミを調査しましたが、比較的評価が高く、価格からみれば十分お得です。
ダンロップ独自のサイレントテクノロジーである吸音スポンジを内蔵。
タイヤ本体で静音性を体現しているレグノには及ばないようですが、段差のノイズ低減性能は高く十分だと思います。
フィットにレグノはもったいないのか?
レグノといえば高級な部類のタイヤになります。
お手軽価格のフィットには少々高すぎる感はありますよね。
ただ、安価なフィットだからこそその静音効果は大きいと思います。
レグノは確かに高いですが、15,16インチのフィットならなんとかなる値段です。
フィットのような安価な車でこそ効果を最大限に感じることができるでしょう。
どこで買うか
- 専門店
- ネットショップ
- 個人売買(メルカリなど)
オートバックスやタイヤ館などの専門店が一番安心でしょう。
最近はネットの検索機能もかなり優秀なので、お店の名前で検索すれば最寄りのお店がヒットするはずです。
在庫がない場合は取り寄せもできるのでお店に頼るのはおすすめです。
ただし時間がかかることもあります。
ネットショップや個人での売買は、専門店より安くタイヤを入手できる場合が多いです。
ただし、サイズの見繕いや取付など自己責任ですし、メルカリやヤフオクの場合は個人間でおnトラブルの可能性もあります。
初心者や知識技術に自信がない場合はお店に頼むのが無難かと。
どこでタイヤ交換するのか
自分で交換するか、専門店に持ち込んで交換するかの2択になります。
専門店に持ち込む場合は、持ち込み料金が別途発生する場合や、持ち込みは対応していない場合があります。
持ち込みを検討している場合は、購入前に持ち込み予定のカー用品店やタイヤ専門店に確認するようにしましょう。