ホンダフィットとフリードを比較!内装の広さが決め手か

フィット

同じホンダのフィットとフリードを比較検討するということは、ファミリーで使う車を求めている場合が多いと思います。

そうなると、重要なのは何人乗りなのか、乗り心地はどうなのかということですよね。

フィットは5人乗りで、ゆったり座るなら4人がイイでしょう。

フリードは最大7人乗りでシートが3列ありますが、3列目には弱点もあります。

コンパクトカーのフィットで事足りるのか、やはりミニバンであるフリードがいいのか。

選択を後押しできればと思います。

フィットとフリードの大きさ

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/type/type/

車自体の大きさは重要ですよね。

持ち家の車庫に入れやすいのか、借りている駐車場が狭い場合、大丈夫なのか気になると思います。

プラチナホワイト・パールサンプル

引用元:https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/type/type/

フィットハイブリッドのボディサイズは全長(m)×全幅(m)×全高(m)で3.990m×1.695m×1.525m

全高は4WDだと1,550m、RSは全長が4.045mとなっています。

フリード2WDのサイズは4.265m×1.695m×1.710m

4WDは全高は1.735mです。

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/type/type/

フリードは車体が長いので、駐車環境によっては難があるかもしれません。

フィットもフリードも5ナンバーサイズなので、全幅は同じ。

次に客室のサイズ。

フィット荷室

フィットは1.935m×1.450m×1.280m

これは各モデル共通です。

ざっと図ってみますと、フィットの荷室サイズは奥行0.680mとなります。

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/design/

フリードハイブリッドの客室は3.045m×1.455m×1.275m

ガソリンモデルは内装が少し広くて室内高が1.285mとなっています。

車高はフリードが高いので、内装も背の高さはゆったりしています。

ただしフリードは荷室の位置が3列目シートになっているので、そこを含めた客室内寸法となっています。

フリードには3列目シートの部分が荷室になっているフリード+があって、こちらの客室サイズは2.310m×1.455m×1.275m

フリード+2WDのボディサイズは4.265m×1.695m×1.710mとフリードと同じです。

つまりフリードの3列目シート、あるいはフリード+の荷室サイズは0.735mということになります。

見た目どうり、フリードの方が客室も荷室もずっと広いということになりますね。

幅は同じですけど、奥行きと高さが違います。

フィットとフリード、見た目はどちらもとても似ています。

サイズで言えば、フィットの背を高くして、車体と内装が長いバージョンがフリードだと言えるでしょう。

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フィットとフリードのタイヤ比較

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/equipment/equipment/

上の画像はフリードのホイールです。

フリードのホイールは15インチしかありません。

よってタイヤサイズも標準装備は15インチのみです。

左は15インチのアルミホイールで、右は15インチのスチールホイール。

スチールホイールはハイブリッドのみフルホイールキャップとなっています。

アルミホイールはハイブリッドのEX以上のグレードに設定されていて、ガソリン車の場合はメーカーオプションとして、こちらから指定して用意してもらうことになります。

引用元:https://www.honda.co.jp/Fit/webcatalog/equipment/equipment/

フィットの場合、ガソリン車は基本14インチスチールホイール(上写真左)となります。

ModuloやSグレードは15インチアルミ、1500ccはスチールの15インチ(フィットガソリン車は基本1300cc)、rsというスポーツモデルには16インチを設定。

一方ハイブリッドは15インチ以上のホイールのみになります。

その中でもModuloは15インチアルミ、Sグレードの4WDは15インチアルミですが、2WDは16インチ(写真右)となっています。

ホイールデザインはフリードの方がかっこいいものの、大きいタイヤを履けるのはフィットのハイブリッドか、上級グレードとなってきます。

タイヤの大きさは見栄えに直結するので、迷ったら、ホイールの見た目で選ぶといいかもしれません。

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フィットとフリードの乗り心地

フィット燃費

ホンダ車は乗り心地が硬めなモデルが多いですね。

フィットもフリードも乗り心地は硬めです。

シート設定、足回りともに硬め。

それは段差でふわんふわんと揺れずに、ガタンと衝撃を入れて落ち着かせるタイプの車ということ。

ある意味車酔いしづらいとも言えるので、乗り心地が固いのは悪いという意味ではなく、そういう性質だと考えた方がいいです。

フィットはコンパクトカーなので、スポーティな走りを好む人にはうってつけです。

ミニバンは家族向けなので、固めの乗り心地のフリードはちょっと毛色が違う印象がありますが、柔らかい乗り心地が多いミニバン界隈では特徴的には個性として光るものがあります。

引用元:https://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/cabin/

ただし、フリードの3列目のシートの乗り心地は硬いと言うよりも、悪いです。

評判も良くないようですね。

言い過ぎかもしれませんが、まるで荷室に乗っているような感覚です。

というか位置的に荷室です。

やはり、タイヤの真上というのが影響しているのでしょう。

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フィットとフリードの維持費は?

ハイブリッドの場合、どちらも1500ccなので自動車税は同じです。

重量もフィット、フリードともに1,500kg以下なので重量税も同じ。

エコカー減税率も同じですね。

ただし、フィットの1500ccガソリン車やrsは減税がないので注意です。

★JC08モード燃費

フィットハイブリッド:31.8km/L-37.2km/L

フリードハイブリッド:25.2km/L-27.2km/L

燃費もフィットの方がいいので、その分はフィットの方が維持費はかかりません。

★税込み価格

フリード:188万円-265万円(Modulo除く、フリード+含む)

フィット:142万円-236万円(Modulo除く)

維持費以前に価格も車自体が大きいフリードの方が高いので、その分フィットが安く上がります。

すべてにおいてフィットの方がお金はかからないでしょう。

フィットとフリード、どっちにすべきか

何人で利用するかによって違うでしょう。

フリードは7人で乗れますが、3列目シートの乗り心地は良くありません。

しかし5人以上の人数で常日頃車で移動する機会があるならフリードということになるでしょう。

5人以下の人数でしか車を利用しないなら断然フィットです。

とにかく安いですし、燃費がいい。

乗り心地もフリードと変わりません。

フリードを選ぶメリットはその内装の広さ、この一点になるかと思います。

たまに5人以上で移動するのなら、そのときだけレンタカーでミニバンを借りればいい話です。

荷物の積載性もフィットは高いので、家族の人数次第ではミニバンにこだわる必要はないでしょう。