2019年1月11日、東京オートサロンにて、ついにインプレッサSTIスポーツのコンセプトモデルがお披露目です。
レヴォーグ、BRZにつづく3作目のSTIスポーツモデルですから、強力なモデルになることが期待されます。
何度も発売が期待されてきたこのモデル、今回は2019年11月のマイナーチェンジで追加されることが確定した模様!
インプレッサSTIスポーツのエクステリア
引用元:https://car-moby.jp/218479
今までに公開されたインプレッサSTIスポーツのコンセプトモデルです。
今回東京オートサロンに出展されるモデルはホワイトとブラックの2トーンカラーになるとのこと。
クリスタルホワイト・パールとクリスタルブラック・シリカを合わせた感じでしょうか。
今までのG4やスポーツの赤や青を基本としたイメージとは一転します。
STIのエンブレムを掲げるのはもちろんのこと、基本的にはSTIカスタムパーツを思わせるデザインとなっています。
ベースとなっているのはC型の2.0i-S EyeSightとのこと。
そこから外装のおおよその装備が推測されます。
STIフロントアンダースポイラー
引用元:https://www.subaru.jp
STIパーツがそのまま標準装備となっているようです。
このパーツは樹脂製で、つまり磁石を近づけてもくっつきません。
色は艶消しブラックにのようですが、白い部分も見えます。
おそらくはコンプリートカー専用の補助パーツと思われます。
LEDエンブレム
引用元:https://www.subaru.jp
写真では判断しかねますが、六連星がLED仕込みである可能性は十分あります。
LEDアクセサリーライナー
引用元:https://www.subaru.jp
8灯式のデイライトです。
通常グレードではアクセサリーとしてLEDエンブレムと連動していました。
やはりエンブレムはLEDで発光するのではないでしょうか。
LEDフォグランプ
霧の時に心強いですね。
あるのとないのでは、見た目のバランスも違います。
LEDハイ&ロービームランプ(ブラックベゼル)
明かにハロゲンではないです。
ランプ周辺の銀縁(?)でわかります。
引用元:https://www.subaru.jp
通常グレードと見比べると一目両全です。
引用元:https://www.subaru.jp
近くで見るとすごくかっこいいですよね!
専用フロントグリル
引用元:https://www.subaru.jp
G4やスポーツとは若干デザインが違うように見えます。
編み込みのようなデザインではなく、金網状かと思いますが、みなさんはどう見えますか?
専用フロントグリル加飾
エンブレムから伸びる2本の角のような装飾。
通常モデルのシルバーメッキではなく艶消しブラックのようです。
これはSTIパーツにもなかった仕様。
独自性をアピールしています!
STIサイドアンダースポイラー
こちらもほとんどSTIカスタムパーツと同じですね。
走行性能の向上も期待できます。
注意すべき点は、地上高が下がってしまうこと。
底面をこすらないように注意が必要です。
スプラッシュボードは装着不可となりそうですが、そこまで影響はないでしょう。
STIアルミホイール
引用元:https://www.subaru.jp
こちらも画像ではカスタムパーツ版と全く同じ。
STIのセンターホイールキャップがポイントです。
サイズは18インチ(7.5J/55)で2.0i-S専用のものを流用されたものでしょう。
鋳造性でリムに高剛性、軽量のスピニング加工がされています。
色はガンメタと思われます。
STIリヤルーフスポイラー
コンプリートカー専用カラーでしょう。
控えめなデザインと存在感が、さりげない上質感を主張しています。
やりすぎて逆にかっこ悪い空力パーツも見かける中、こだわりを感じます。
光輝ウインドウモール
忘れてはいけない、ベースとなったi-S EyeSightの質感を影で引き上げている部分。
当然のように装着されていますね。
専用リヤバンパーパネル
引用元:https://www.subaru.jp
センター2本出しマフラー用に作られたリヤバンパーでしょう。
一番オリジナリティを感じる部分かも。
ランプもかっこいいと思います!
マフラーはセンター出し2本。
マフラーカッターはほぼ垂直のようです。
インプレッサの出力ならば2本だしで十分でしょう。
インプレッサSTIスポーツのインテリア
インテリアは画像が公開されていなかったので憶測の域を出ませんが、確定情報としてはボルドー調である、とのこと。
ということはビジュアルはレヴォーグSTIスポーツに近いのではないでしょうか。
引用元:https://www.subaru.jp/levorg/stisport/design/interior.html
シフトノブやステアリングに赤のステッチ、いたるところが本革で、STIロゴが見られるのではないかと。
掴むだけで上質感を味わえそうなステアリングにワクワクしますね!
インプレッサSTIスポーツの諸元
エンジンは従来のものと変わらないとのこと。
おそらく、諸元もほとんど変わらないと思われますが、パーツの分、重量やフロントの地上高が変化しているのでは、と思います。
空力効果で燃費も良くなっているといいですね!
全長×全幅×全高(mm) | 4460×1775×1480 |
最低地上高(mm) | 130 |
車両重量(kg) | 1350[1400] |
燃費(km/L) | 16.0~16.5? |
最大トルク[ N・m(kgf・m)/rpm] | 196(20.0)/4000 |
駆動方式 | AWD |
トランスミッション | リニアトロック |
インプレッサのマイナーチェンジも2019年11月か
インプレッサは年次改良が行われています。
インプレッサSTIスポーツのモデル追加が11月に確定だとすると、通常モデルのマイチェンも11月と見て間違いないでしょう。
残念ながら、STIスポーツのエンジンは変わらないようなので、通常モデルも同じエンジンとなるでしょう。
おそらく新カラーの追加や、アイサイトの強化はされると思います。
2019年のマイナーチェンジの目玉は追加モデルにあると見て間違いなく、大幅な変更は期待が薄いかもしれません。
パワフルなモデルはレヴォーグやBRZに譲り、インプレッサは求めやすい価格の大人の車を目指していくのでしょうか。
東京オートサロン2019の概要
インプレッサSTIスポーツが出展される東京オートサロン。
例年幕張メッセで行われるこの祭典は1983年に始まった歴史あるショーとなっています。
2019年は1月11日から13日までの3日間の開催。
毎年30万人以上が来場するので、今年も盛況となることでしょう。
一般入場は12日と13日の2日間で、チケットは当日でも買えます。
ただ展示するだけではなくて、試乗や、パーツ販売もされています。
この場で新製品を発表する企業も多く、自動車雑誌やサイトの取材も行われています。
スバルはインプレッサSTIスポーツの他にも、フォレスターのSTIコンセプトモデルや、レヴォーグのSTIカスタムも公開。
いずれもスバルの主戦力ですので、スバル車の2019年の概要が垣間見えること間違いなしです。
お時間に余裕がある人は訪れてみてはいかがでしょうか。